日本ではなかなか一般の間に認識浸透されにくい「薬害」。

以下は新聞記事そのままだが、そうとう深刻な問題のようだ。
新聞にまで掲載されても増え続ける過剰すぎる投薬。

被害にあった歯科医師の記事が出ているが、身に起こってからではもはや手遅れ・・・。


<風邪薬で副作用死> 皮膚疾患が悪化 2年半で131人死亡

毎日新聞  5月28日(月) 15時配信
 
風邪薬などの副作用で起きる皮膚疾患『スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)』と、
その症状が悪化した「中毒性表皮壊死(えし)症」で、
今年1月までの2年半に全国で131人が死亡したことが厚生労働省のまとめで分かった。

SJSは10年以上前に問題化。厚労省は10年9月、製薬業界に対し、
一部医薬品の添付文書に副作用として追記するよう求めたが、
発症メカニズムは未解明で依然として被害は深刻なままだ。
同省は「初期症状が疑われたら、早期に受診を」と改めて注意を呼び掛けている。

厚労省の集計によると、09年8月~今年1月、製薬会社などから報告があった
SJSと中毒性表皮壊死症の副作用被害は1505人で、
うち8.7%の131人が死亡。前回集計(05年10月~09年7月分)では
2370人中239人が死亡していた。

「SJS患者会」代表で歯科医の湯浅和恵さん(59)=東京都渋谷区=は
91年、風邪薬を服用後に全身に発疹が広がり、一時寝たきりの生活になった。
SJSと診断されたのは4カ所目の病院。
今は左目を失明し、歯科は休業している。
湯浅さんは「誰もが使う医薬品で起こりうる。
生活が急変し、ショックを受ける患者の精神的ケアの充実も図られるべきだ」と訴えている。

原因と推定される医薬品は抗てんかん剤や解熱鎮痛消炎剤、総合感冒剤など。
こうした医薬品を投与する医師は、初期症状の皮膚疾患に必ずしも精通しておらず、
診断が遅れる可能性がある。また、総合感冒剤などは市販薬も多く、
症状が薬の影響と気付かない人も少なくない。

SJSは年齢層や持病によって発症傾向があるかどうかも分かっていない。
厚労省安全対策課は「初期症状で判断できる医療機関向けのマニュアルを策定するなど、
対策を講じてきたが、いまだに多くの人が亡くなっている。
治療が遅れ重篤化することを防ぐため、さらに周知を進めたい」と話している。【井崎憲】
 

◇スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)
高熱を伴って発疹ややけどのような水ぶくれが全身や口、目の粘膜に現れる。
原因は解明されていないが、体内の免疫力が過剰反応して起きると考えられている。
発生頻度は100万人当たり年間1~6人とされ、
臓器障害などの合併症を起こして後遺症が残ったり、死に至ることもある。

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2012.08.22 Wed l 健康 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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