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写真は20代男性の骨盤と腰椎の写真。
仕事で重い物を持ち上げた際に腰がガクッとなり、
直後に腰が痛み、足がシビレ出したという事で来院される。
レントゲン検査を受けて頂いた結果、腰が大きく
「くの字」に曲がっているのが一目瞭然である。


        〈クリックで画像拡大〉
IMG_13901.jpg      P1010200.jpg herunia1112.jpg
  (正常な腰)           (ヘルニアをおこした腰)

曲がった部位の椎間板(骨と骨の間にある円盤状の軟骨)が圧力で押し出され、
痛みやシビレを腰から足に起こしている。

原因は、背骨と骨盤がかみ合っている部分が、
物を持ち上げた時の重みに耐えきれずズレを起こし、
土台である骨盤が傾いてしまったことによる。

幸いにも発症後すぐに来院され、速やかに治療できたので、
1回の治療でシビレは無くなった。

ずれた骨盤部の筋肉損傷(挫傷)の回復には2~3週間を要すが、
傾いた骨盤と背骨を元に戻してやることで、ヘルニアは治癒が可能となる。

整形外科医が手術を勧めるヘルニアには、
患部を切る事なく回復させることが可能である症例が多い。
ただし、いったんメスが入ってしまったものについては、元に戻す事が困難となる。

また、骨盤がズレを起こしてから長い年月を経たものは、
当然のことながら回復に長い期間を要する。


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2011.03.30 Wed l カイロプラクティック l コメント (0) トラックバック (0) l top

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