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関節に水が溜まった際、患者さんの殆どが整形外科を受診し
注射器にて水を抜く応急処置を受ける。

水を抜けば関節内の圧迫はなくなるので、症状は軽減し楽になる。

がしかし・・・、
あくまで応急処置としてとらえておかなければならない。

昔の整骨院では、アイシングや低周波治療を施した後、
圧迫用の包帯やサポーターでグルグルと巻いて固定し
関節包内に水が溜まらないような処置をしていた。
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支えになるので、歩くには多少ましになる。
ただ、これもほどほどでなければならない。
歩いて帰宅するまでの間くらいにとどめ、
家ではすぐに外してもらうほうが良い。

これらの処置を複数回くり返していると、
膝関節を支えている筋肉や関節包等の軟部組織が確実に弱っていく。

壊れているゆえの炎症。
壊れを治すための炎症。

「炎症=治している」 のだから、これを邪魔してはいけない。

※炎症の5つの症状
 痛む・赤くなる・腫れる・熱をもつ・動かせない




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2013.01.31 Thu l カイロプラクティック l コメント (0) トラックバック (0) l top
「膝に水が溜まって歩かれへんようになってん!
 整形外科で診てもらったら注射器で抜いてくれて、2本分ほどあったわ!」

中高年の女性によくある症例で、「関節水腫(かんせつすいしゅ)」という。


膝の関節は、「関節包」という袋状のもので包まれている。
その中には一定量の「関節液」という潤滑油のようなものが存在し、
常に循環しながら関節内の軟骨などに栄養を届けている。


        (膝の関節・側面)              (膝の関節・正面)

kansetsueki02.jpg   kansetsueki.gif


膝の正面の模式図が示すように、関節包の内側にある「滑膜」
から分泌される「ヒアルロンサン」と、血液から分離した「血漿」が
合わさって関節液となり、血流に乗って絶えず関節の内外で循環が行われている。

「膝に水が溜まる」 とは、
膝関節の動きに関わっている筋肉や関節を構成している軟部組織に「壊れ」
が起きた時の炎症や循環障害で、関節包内の液量が増加した状態だ。


2013.01.22 Tue l カイロプラクティック l コメント (0) トラックバック (0) l top
本年も宜しくお願い申し上げます

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お正月のお花・・・。
今年は少し落ち着いた色あいでまとめてみました


2013.01.08 Tue l スタッフ日記 l コメント (0) トラックバック (0) l top
毎年のことながら、正月もあっという間に去り
当院では本日が仕事始め。

この年末年始は、いつもと少し過ごし方を変えてみた。

大晦日に「伊勢神宮参拝」という、
これまでやった事の無いイベントである。

とはいっても、年が変わってからの内宮参拝はその混雑を考えると恐ろしい。
ということで、昼間早々にお参りを済ませて温泉宿へ・・・。

翌朝元旦には、水平線から昇るこんな素晴らしい初日の出を拝ませて頂いた。
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少しでも世の中が平和であること、
少しでも多くの人のお役にたてるよう精進すること、

願いと誓いでまた今年もスタートである。


2013.01.05 Sat l 代表の日記 l コメント (0) トラックバック (0) l top